事例紹介・実績
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中原中也の会 第28回大会・第22回セミナー

中原中也の会(事務局 中原中也記念館)の第28回大会・第22回セミナーのフライヤーをデザインいたしました。
今年の講演・セミナーの演題には、「署名本」「無邪気と邪気」「蛙の詩」…と、興味深いことばが並びます。

そのキーワードを魅せながら、中也が記したさまざまな署名に触れられるようにデザインしました。
ひとつひとつ筆跡の違う署名。中也はどのような気持ちをその一筆一筆に込めたのでしょうか。

本大会は会員以外の方も参加できます。この機会に、美しく深いことばの世界にふれてみませんか。
中原中也の会 第28回大会・第22回セミナー
大 会:2023年9月9日(土)13:00~16:20(参加費500円)
※総 会:同日16:30〜17:00(会員のみ)
※懇親会:同日17:30〜(会費5,000円/要事前申込)
セミナー:2023年9月10日(日)10:00~12:00(展示見学は要入館料)
会 場: ホテルニュータナカ 山口県山口市湯田温泉2-6-24
詳しくは公式サイトで https://chuyakan.jp/nts/
伝えたい想いに寄り添い、人へ人へと繋げるデザインをご提案いたします。
703アートデザイン株式会社
【詩人中原中也 中原中也記念館HP https://chuyakan.jp/】
文学史上に大きな足跡を残した近代詩人中原中也は、明治40年現在の山口県山口市湯田温泉に生まれました。
小学校高学年より短歌を制作、雑誌や新聞の歌壇に投稿をはじめます。中学校転校のため京都へ移り、高橋新吉や富永太郎の影響を受けて、詩人としての道を歩み始めました。
大正14年上京、小林秀雄、河上徹太郎、大岡昇平らを知り、昭和4年、河上ら友人たちと同人誌「白痴群」を創刊。
昭和9年には、第一詩集『山羊の歌』を出版し、詩壇に認められるに至りました。また、雑誌にも詩を発表し、フランス詩の翻訳も手がけ、訳詩集『ランボオ詩集』を刊行。
しかし、残念ながら昭和12年鎌倉の地で30年の短い生涯を閉じました。翌年、自らまとめ、小林秀雄に託していた第二詩集が『在りし日の歌』として刊行されました。
珠玉の詩篇を後世に残した詩人中也は、海外にも知られ、多くの人々に愛されています。
【中原中也の会 https://chuyakan.jp/nts/】
中原中也の会は、中原中也の詩を愛する人々が広く交流し、理解を深め、研究を向上させるための場として平成8(1996)年9月に発足。
毎年、中原中也に関する講演、研究発表、シンポジウム、講座の開催され、中也の作品を愛する方、研究する方、関心をもつ方はどなたでも会員になることができます。