2024年9月21日Paper, バックパネルデザイン
山口市バックパネルデザイン
山口市は、大内文化や明治維新など、数々の歴史的な遺産と文化を誇る、深遠なる街です。これらの遺産や文化は、街並み、祭り、そしてイベントを通じて、市民の生活に息づき、訪れる観光客にも感動と楽しみを提供しています。
私たちは、このふるさと山口の魅力を高め、市民の「シビックプライド(市民の誇り)」を育むための重要な取り組みのひとつとして、歴史や文化の名所・史跡・まつり等の「名称」を知ってほしいという想いを込め、バックパネルのデザインを手掛けました(コンペ採択)。
ここでの「シビックプライド」とは、市民が誇りを持ち、愛着を抱き、自分たちの街をより良くしようとする、深い「当事者意識」を示す言葉です。
バックパネルは、記者会見、イベント、展示会などの背景に用いられる大型ディスプレイ幕で、写真や映像撮影時に印象的なPR効果を発揮します。
通常、市松模様にロゴなどを規則的に配置するデザインが一般的ですが、私たちの提案は「タイポグラフィ」だけを用い、写真やイラストを省いた、山口の重厚な歴史・文化にふさわしい堂々としたデザインとしました。
このデザインは、シンプルでありながらも、力強くメッセージを伝え、深い関心を喚起するものとなっています。
私たちは伝えたい情報と共に、引き起こしたい感情を考慮し、エンドユーザーとのコミュニケーションツールとしてのデザインを提供いたします。